畳のサイズ

同じ一畳でも地方によってサイズが違うのを知ってるでしょうか。最も大きいのが京間(本 間間)といわれ、95×191センチ。主に近畿、四国、九州地方で使われています。次 に中京間(三六間)で91×182センチ。愛知、岐阜などで使われています。最後に関 東間(五八間、江戸間、田舎間)で88×176センチです。番外として団地間(五六間) と言うのがあり85×170センチで、公団の畳サイズを規定したものでしたが、現在は 関東間が採用され、使われていません。関西地方では畳を基準として家を建てる「畳割り」 に対して関東では家を建て、柱と柱の間を基準に畳を入れる「柱割り」が使われるため、 畳のサイズが違うのです。

明順応・暗順応

暗いところから急に明るいところに出たとき、明るいところから急に暗いところに出たと き、周りが見えるまでしばらく時間がかかるだろう。これは暗いところ、明るいところに 長い間いると感覚の反応が鈍くなり差違を感じにくくなるため。明るさに慣れることを明 順応といい、約三分で完了する。しかし、一度強い光に順応してしまうと多少明度が変化 しても感じられなくなってしまう。また、暗さに慣れることを暗順応といい、明順応比べ はるかに時間がかかり約35分で完了する。暗順応で光に敏感になった眼の感度は明順応 した眼より10万倍も高くなる。

黄金比!?

黄金比とか黄金率とかいう言葉、聞いたことがありますか。これは縦横の比が1:1.6180で ギリシャ時代から最も調和のとれた比率とされ、人がカードなど特に四角い物を選ぶとき 自然とこの比率に近い物を選ぶそうです。

過去の星

夜空に瞬く星。知っている星座を探してみるのも面白いが、別の角度から考えてみよう。 それは、今見ている星は過去の光であるということ。光の速度は、299792458m/s。1秒間 に地球を7周半も回るほど速い。しかし、例えば地球に比較的近い星シリウスで8.7光年 の距離にあり、地球に光が届くまで8.7年もかかるのだ。もっと近いところで太陽と月で 考えてみると、太陽まで平均1.49597870*108km、月まで平均384399.1km。ということ で8分19秒前の太陽光を浴び、1.28秒前の月を見ているわけだ。遠い星は何千光年、何 万光年もの距離があるのでひょっとしたら今は存在してないかもしれない。そんなことを 考えながら星空を見上げてみるのもいいかもしれない。

なんで閏年?

4年に1度閏年が来るのはみなさんも知っているでしょう。ではなぜ閏年が必要なのでし ょうか。実は1年は平均365.2422日で1年毎に0.2422日(5時間48分46秒)ズレが生じ ます。これが4回繰り返されると(0.2422×4=0.9688日)およそ1日分のズレになり、2月 末に1日入れることで調整するわけです。ところが話はここで終わらず、1年で11分 (1?0.9688=0.0312日、0.0312÷4=0.0078日(11分14秒))余分に調整してしまっています。 そこで400年に3閏年を抜くことで(0.0078×400=3.12日、 3.12?3=0.12日、0.12÷400=0.0003日(26秒))再調整するのです。 閏年とは、「西暦が4で割れ、かつ100で割り切れない年を閏年とするが、400で割り切 れる年も閏年とする。」になるわけです。

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