2004年8月号
揺らぐ炎に 愛と願いを込めて・・・

インドではね、
お嫁さんが嫁いできて一番にすることはね、
この蜀台にね、火を燈すことなんでよ。

いつも家族の中心にはこの炎があります。
昔々からずっと変わらず、燈してきました。
ありとあらゆる儀式の中に、
家族の中心に、
料理の中心に、
炎がいつもあります。

家族の契りと愛情の証として、神に感謝をこめて。
何時の日も変わらず揺らぐ炎に愛と願いを込めて・・・

写真家 村上宏治
写真家 村上宏治 インドの友人、ラーダ夫妻と食事を共にした。
彼はインド南部の出身で元は海の研究者。
彼はインド本来のカレーとはと、色々とお話してくれた。
そのカレーとは、ひたすら家族を想い愛する言葉ばかりだった。

妻は日本人のヒロコさん。
・・・・インドの人はね、とても家族想い。
家族が共に生きて共に暮すことが全ての基本で自然な形。
そして食事の準備と食事のあり方をとても大切にするという。
インドのカレーは、日本のそれと違って家族を想う薬膳料理。
少しの手間隙と、家族を想うそれがやたらに美味だった。
カレーとは食品ではなく、調理法なのかもしれない。
愛情を凝縮したスパイスとして・・・・
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