2003年5月17日に上演されました、『第十二回 尾道薪能』は、大盛況の中無事終了致しました。

 
薪能は、
元来神仏に薪をお供えする儀式がはじまりです。
やがてはなやかさを増し薪猿楽から薪能となり、 長く民衆の手で支えられ、
全国各地で特色を加えながら発展しました。
 
「薪能」というのは、「薪猿楽の能」の間を省略した呼び名で、
既に室町中期には通用していたようです。
もともと奈良興福寺の修二会(しにえ)の後の余興のようなものだったのです。
修二会に使う薪は、興福寺の東金堂・西金堂で、 「薪迎」の儀式で運び込んで焚く、
神聖な灯で上演されたことから、「薪猿楽」(「薪の神事」とも)と呼ばれました。
無論、灯は当時の照明に違いありませんが、一つには火で潔める意味もあるのです。
 
 ※駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用下さい。
 雨天の場合/浄土寺研修道場  開場/午後5時  開演/午後6時〜8時過ぎ
 前売券●2,500円 当日券●3,000円
 学生券●大学生1,000円 高校生以下500円(前売・当日共)
 主催/尾道足利氏ゆかりの会/尾道薪能実行委員会
 後援/広島県/尾道市/尾道市教育委員会/尾道商工会議所
      尾道観光協会/尾道市文化協会
 お問合せ先/山本内科医院(尾道市美ノ郷町白江597 TEL:0848−48−0021)
  チケット販売場所
尾道市観光文化課
尾道市教育委員会
尾道観光協会(千光寺ロープウェイ乗り場)
しまなみ交流館観光情報コーナー
こんどう茶店(金座街)
藤原茶舗(一番街)
中屋本舗本支店/浄土寺
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  企画・監修
写真家 村上 宏治
制作
吉永 直樹