![]() 志賀直哉(1883〜1971) |
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| 代表作に『城の崎にて』『暗夜行路』等があり、写真は昭和29年頃の直哉。将棋に親しみ始めるのは学習院中等科の頃からと思われる。 |
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| 最終候補地と思い定めた広島県の尾の道だった。「暗夜行路」では主人公の兄・信行となっている。後年直哉の話によれば、たまたま満州から帰って来た友が、汽車の窓より見た尾道の風景をしきりにほめる者がいたらしい。又永楽館の女将が尾道出身であった。そして決まった。 白樺十二月号の六号欄をみても、彼は尾道がとても気に入ったようだ。友にあてても、長い長い文を綴っている。 そして尾の道はたんなる地でなく、自分の原風景である石巻の幼児期のそれと重なり、又彼がよく日記に表現していた「総ての人がイヤ」になった心を尾の道の人々との出合いの中でやわらいでいったのは事実であろう。 | ||||||
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