貨幣大試験とは何ですか?

正式には「製造貨幣大試験」といい、大阪の造幣局において、前年度中に製造した貨幣の 量目が所定の公差内にあるかどうかを検査する試験のことで、貨幣に対する信認を保持す るという目的から毎年一回大蔵大臣が執行官となって行われています。

明治5年5月13日に、大蔵大輔井上馨が第一回の大試験を実施して以来今日まで大正元 年に実施されなかったことと唯一の例外に毎年実施されており、昨年(平成10年)で1 27回を数えました。

金本位制の時代は、正貨である金貨の量目を検査することは極めて重要な実質的意味を持 つものでしたが、現在では、大蔵大臣以下大蔵省幹部が、年一回、関西経済の実状に接す る貴重な機会(一日大蔵省)としても位置付けられています。

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