時計の針はどうして右回り?

時計の針を見て、いつも不思議に思うのはどうして時計の針は右回りなのかです。 左回り、ではなく、どうして右回りに決まったんですか?

日時計の影の動きを模しています。 人間が作った時計のなかで、最も古いものは、太陽光によって作られる影の動きで時刻を 知る日時計でした。

そのような日時計は古く、古代エジプトや古代バビロニアで使用されていたようです。紀 元前700年ごろのバビロニアで、天文学者が日時計を作ったという記録や、日時計が使 われていたという記録が残っています。

最初は木や石で出来た棒を垂直に地面に立て、その影を観測するという原始的なものでし たが、日の出から日没までを等分に目盛ったものなども現れ、少しずつ工夫され進歩しな がら、世界各地へと広がっていきました。

北半球にある地域では、地面に棒を立てて影の動きを追ってゆくと、その影は、右回り、 つまり時計回りに動いていきます。この日時計をもとに、アナログ時計の文字盤の文字配 列が作られていったため、その後の時計に、右回りである時計回りが受け継がれていった と言うのが定説になっています。

しかし、南半球にある地域では、同じ日時計を使って影の動きを観測すると、 北半球とは反対の左回りとなるのでは?という疑問をお持ちになる方もいるでしょう。 これについては、時計が発明された当時、地球上にあった文明の多くが北半 球に集中していたため、右回りが採用されるようになったと考えられています。

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